30th 3-CUSHION JAPAN CUPお詫び [経緯説明]

2019年10月5日、6日に開催致しました30th JAPAN CUPにおいて、出場を予定していましたトルコのエムルーラ・バシュエメス選手に急遽出場を辞退して頂くことになった経緯詳細につきまして、改めてご説明させて頂きます。

2019年3月14日のJPBF東日本選手会の役員会において、かねてよりJAPAN CUPに出場したいとの打診を受けていたエムルーラ選手の出場が承認されました。

この時にダニエル・サンチェス選手の出場も確認されていましたが、JAPAN CUPは日本のツアーの一大会であり、UMB(世界キャロム連盟)の国際招待試合に認定されている大会でもないので、UMBのルール(他大陸の選手は2名以上出場してはならない)に抵触するとの認識がありませんでした。

2019年9月26日にUMB会長より連絡があり、UMBの国際招待試合規約により、JAPAN CUPにはヨーロッパの選手は1名しか出場できない旨を伝えられました。

私たちJPBFは主催者として、トーナメント表を発表した通り、ヨーロッパの選手が2名出場することを許可してもらえるようギリギリまで交渉し、開催直前だったため、そのままエムルーラ選手に来日して頂くこととしました。

NBA(日本ビリヤード協会)を通じて公式に交渉し、ダニエル・サンチェス選手にもご協力頂き、出来うる限りの調整を図りましたが、UMBの判断は覆ることはなく、ヨーロッパから来日されていた2選手のうち、どちらかに出場を断念して頂くという結果となりました。

2019年10月4日の大会前日に、ヨーロッパ選手2名、東日本選手会代表、他関係者での最終会議が開かれ、エムルーラ選手に出場の辞退をして頂くことで問題の解決を図ることとしました。その際に、エムルーラ選手に対し、2020年の東京オープンへの招待と、スペシャルマッチの開催、そしてこの度の経緯の公表を約束致しました。

2019年10月5日、6日、JAPAN CUPは無事開催することができました。
2019年10月7日、大会翌日にビリヤード小林様と有志の方々のご協力のもと、スペシャルマッチが開催されました。

スペシャルマッチはエムルーラ選手対JPBFのトップ選手4名で行われ、またベトナムよりJAPAN CUPに参戦したチャン・キッチン選手も飛び入りで友情出演して頂き盛況のうちに終了致しました。

この度の経緯と致しましては、以上のようになります。

エムルーラ・バシュエメス選手及び関係各位にはJPBFとして謝罪をさせて頂くと共に、彼のプレーを楽しみにしてくださっていたファンの皆様に心より深くお詫び申し上げます。

また、今大会が無事に開催にこぎつけられたのはエムルーラ・バシュエメス選手及び関係各位の多大なるご理解に他ならず、深く感謝致します。

次回、2020年の東京オープンにてエムルーラ選手のプレーが披露されますので、是非とも会場に足を運んで頂ければ幸いです。

JPBF東日本役員会


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